オニキスとクロック水晶のブレスレット

ほとんど一年近く前に作ったブレスレットです。
曇りのない漆黒のオニキスと、クラック水晶を中心にして作りました。

実は、このブレスレット、いろんなものを感じたり、
受け取りながら制作したものだったのですが、
それを、なかなか言葉に置き換えることができず、
ショップに放置したままにしていました。

でも、時間が経つにつれて、受け取っていたものを
言葉として置き換えることができるようになってきたかなという
感覚があったので、今回、あらためて
このブレスレットの意味を書いてみようと思います。


まず、その前に、クラック水晶の意味からですね。

クラック水晶とは、水晶を人工的に加工したもので
外部から圧力をかけて、人工的に細かなヒビを入れた水晶のことです。
『クラッククォーツ』とか『爆裂水晶』などとも呼ばれることがあるようです。

私はいつもなら、人工的に加工した石には興味が持てなかったのですが、
このクラック水晶を見たときには、
まるで白銀色に輝いているかのような、この水晶に
とても、心惹かれてしまったのでした。

実際に、人によっては、クラック水晶の方が
浄化のパワーにおいても、癒やしの力においても
普通の水晶よりも上だと言われることも少なくないようです。

私が個人的に感じた印象としては、
普通の水晶のエネルギーが、意識の深い部分に対して
ゆっくりと柔らかくアプローチしていくのに対して、
クラック水晶は、私たちの普段から感じることのできる意識に対して
ストレートにアプローチしてくるように感じました。

深い意識というのは、私たちは普段の生活の中では
なかなか感じることのできない意識であると同時に、
いろんなエネルギーが、そこまで到達するには、
やはり、それなりに時間がかかるものです。

そのために、普通の水晶よりも、クラック水晶の方が
浄化のパワーにおいても癒やしにおいても、
普通の水晶よりも上だと感じる人が多いのではないかと感じたりしています。

そのため、いろんな意味で、早く結果を出したい人には
うってつけの石ではないかとも思います。

そして、その白銀の水晶と合わせたのは、漆黒の色を持つオニキスです。

オニキスは、その真っ黒の色合いからか、
中世以前の遠い昔には『悪魔が閉じ込められた石』
と言われていたこともあったそうです。
しかし、オニキスを手に握りしめて出産をした人が、
その出産の助けになったというエピソードを始め、
その石を手に持つ人の痛みや恐怖を和らげてくれるという働きがあったりと、
その石の作用に、多くの人が助けられ、オニキスは大きく見直されてきたようです。

現代ではオニキスは、持つ人の意志の力を強くさせ、正しい判断力を与え、
他人の悪意を跳ね返して身を守る「自己防衛の石」と呼ばれたり、
強力な魔除けや邪気払いとしての石として知られています。

こういったエピソードを見ていると、この流れは、まるで、
私がオーラソーマのディープマゼンタの色に対して感じたものと
なんだか似ているなと思ったりもしました。

果てしなく黒に見えるディープマゼンタを最初は怖い色と思っていたのですが、
ちょっと勇気を出して使ってみたら、その色は、私の想像とはまったく逆に、
とても優しく、私自身を癒やしてくれることを感じ、
とても不思議に思ったことがありました。

同様にこの漆黒の色を持つオニキスも、最初はその深い黒から、
忌み嫌われていたけど、実際には、とても優しく
人に作用してくれるものだったということのようです。

また、オニキスには、着実に目標を実現するために
地に足を着けた行動をするよう導いてくれる石とも言われています。

そういったことから、オニキスは、この現実の世界で
何かの目標を達成させるために、力を貸してくれる石なのだと感じるのでした。

しかし、一心不乱に何かをやり遂げるということは
とても素晴らしいことなのですが、
そのために、あまりにも現実の世界に固執し過ぎてしまうと
大切なものがわからなくなってしまうことがあると思います。
そんなときのために、クラック水晶をオニキスの横に置くことにしました。

クラック水晶は、身につけている人のストレスを始めとした
マイナスのエネルギーを吸収していくと
水晶の中のクラックが消えていき、
最後には透明になったという話がいくつもあるそうです。

実際には、人の油脂や水分が石に染みこんでいって
それで、クラックが消えたように見えるだけという意見もあるようですが、
本当のところは、まだハッキリとした証明はなされていないようです。
(消えるときは、何もしなくても一気にクラックが消えてしまうのに、
実験で極端な状態にしても、変化はあまり感じないか、
ほとんど無いということが多いようですし。)

いずれにしても、身につける人と共鳴しやすい石なのではないかと、
私自身は、そんな風に感じています。

なので、現実生活の中で、一心不乱に目標に向かっていると、
時には、サバイバルの波に飲み込まれそうになってしまうこともあると思います。
そんなとき、クラック水晶の直接的な浄化の力によって
本当に自分が目指すべきものを、さらに深く見つめていく力を
与えてくれるようにと、漆黒のオニキスとクラック水晶を組み合わせてみました。

そして、白と黒という相反する二つのものを組み合わせることで、
自分の中にあるものを、統合していく力を、さらに強めてくれることと思います。

そして、それらの石に、さらに128面カットの水晶を加えたことで
見た目にも、いろんな光を楽しむことができると思います。

とはいっても、万が一、クラックが消えてイヤな感じがするのなら、
そのときに、その石をどうするか考えなくてはならないかもしれませんが、
消えた人の話を聞いても、必ずしもイヤな感じはないどころか、
愛着が増すという話も多いようなので、
そういった石の変化を楽しむのもおもしろいのでは、と思います。

ちなみに、うちにあるクラック水晶は、
一年以上経っても、最初の状態からの変化は、まだないようです。

このブレスレットは、こちらで取り扱っています。

>>オニキスと水晶のブレスレット



そして、二つ目のブレスレットは、
オニキスとクラック水晶に紫のアメジストを加えました。

私個人の感想では、紫アメジストを加えたことによって
このブレスレットを見ていると
まるで宇宙空間を見つめているような不思議な感覚になってきます。

ブレスレットの意味としては、オニキスとクラック水晶の意味に加えて、
変容の力がさらに強まったということでしょうか。

自分自身が変わっていくことを恐れない、
というよりも、表面的に自分が変わっていくように見えたとしても、
それは、さらに自分自身の本質に近づいていっていることに
気づかせてくれますようにと、そんな願いを込めて作ってみました。

このブレスレットはこちらで取り扱っています。
>>オニキス&クラック水晶&アメジストのブレスレット