肩こりとカフェイン

 

最近では、コーヒーは一部の癌の予防になるとかの研究結果も出てきて、
かつては否定的なイメージばかりが強かったカフェインも
だんだんとイメージアップを図っているように感じます。

でも、それでもやっぱり、私はカフェインが苦手。

カフェインの入った飲み物を、カップに一杯くらいなら大丈夫なのですが、
何杯も飲んでしまうと、胸焼けがしてくると同時に、
頭もクラクラしてきて、今にも倒れそうになってしまいます。
これって、カフェインアレルギーとか
カフェイン過敏症と呼ばれる症状らしいですね。

そんな症状が出てくるにもかかわらず、
最近は、ついついチャイティーに凝ってしまって、
毎日、一杯ずつ、チャイティーを飲み続けてしまいました。

チャイティーとは、インドのスパイスたっぷりのミルクティのことです。
手軽に飲みたかったので、自分でシナモンやクローブ等のスパイスに加え、
ココナッツミルクを入れたものを作って飲んでいました。

とっても美味しかったんですが、でも、やっぱり
カフェイン過敏症の、今度は別の症状が出てきてしまいました。

身体の、特に肩の部分に過剰な緊張を感じるようになってしまったのです。
もしかしたら、これが慢性的な肩こりというものなのかもしれません。

元々カフェインの入った飲料を飲むと目が覚めると言います。
これは、言い方を変えれば、身体や脳に対し、緊張を与えることになり、
目が覚めたように感じることもあるということなんですね。

でも、その緊張があまり望ましくない形で現れてくると、
身体の柔軟さが損なわれて、身体が硬くなったり、
ひどくなってくると、凝りや痛みの原因になることもあるんだと、
今回、つくづくと実感することができてしまいました。

身体だけでなく、心においてもそうですが、
緊張が続きすぎてもダメだし、かといって、
ずっと、ゆったり感が続き過ぎるのも良くありません。
緊張と弛緩のバランスが、とても大切です。

私のように、カフェイン過敏症でなければ、
カフェインの影響が極端に出る人は多くないかもしれません。

でも、そんな中でも、夜眠れないという人だけでなく、
身体のあちこちに凝りの症状が出ているという人は、
カフェインを過剰に取り過ぎていないかを
チェック項目のひとつに入れてもいいのかもしれないと、
今回の体験で実感できました。

もちろん、凝りの原因は、カフェインだけではありませんけども。


そして、凝りが始まってからの私は、もちろんチャイティは控えて、
代わりにリラックス効果のあるカモミールのハーブティーに
いろいろアレンジをして飲んでいます。

それと同時に、肩の力をすべて抜いていくというイメージをした後に、
呼吸法を使ったゆったりとした首の運動をこまめに行っています。
それで、だいぶ改善されてきたのですが、
外に出たときに、ついついミルクティを飲んでしまうと、
やはり、肩に過剰な緊張を感じてしまいます。

それで、やっぱり、肩の異常な緊張感はカフェインが原因なんだなと
さらに実感はできるのですが、
もう少し真面目に精進しないといけませんよね。